令和四年度夏合宿を行いました。

令和四年、8月30日(火)から9月5日にかけて、山梨県山中湖平野において、夏季強化合宿を行いました。
堀越師範はじめ、森コーチの指導の他、多数のOBの先輩方にお越しいただき、久々となる今期の夏合宿も無事終えることが叶いました。
部員全員が初めての合宿経験というのもあり、不安から準備を念入りに行ったおかげか、大きな怪我や事故もなく合宿を達成できた事が出来、ほっとしております。
その際にお手伝いくださった方々にも改めて御礼申し上げます。
一週間の間、毎日充実した稽古を行い、自身の課題や改善点などを発見することが出来、部員全員にとっても大変有意義な合宿にすることが出来ました。

合宿一日目から四日目の午前までの間は、堀越師範にお越しいただき稽古を行いました。

堀越師範の稽古では、合気道の基本の体術と、受身の稽古を重点的に行いました。

四日目以降は、森コーチにお越しいただき、稽古を行いました。

森コーチの稽古では、体位を安定させることに意識を向け、体全体の動きを考えながら、刀や、転換の稽古などを行いました。

合宿最終日の稽古では、恒例の前四が行われました。1年生、2年生どちらにとっても初めての1000回です。
回り切れるか不安でしたが、気合に満ちた一年生の力もあり、数え間違いもなく無事1000回回ることが出来ました。
部員全員、一皮むけたような気がします。

稽古終了後、次期主将の発表が行われ、62期主将眞下より、64期秋本が選ばれました。
三年の63期がいないため、2年での主将抜擢です。

部員一同、未熟な面も多々あることは重々承知していますが、これからも全員で支えていきます。
どうか変わらぬご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い致します。

総括
合宿前半は台風などの影響もあり、連日連夜曇りや雨の日が続き、ジメジメとした中での稽古を余儀なくされましたが、その中でも理性をもって、集中して稽古に臨みました。
幸い、後半からは天候も快復し、快晴の中で稽古に打ち込むことが出来ました。また、雨の影響で延期していた外連もこの間に行い、山中湖ランニングや、石割神社へ出向き声出しを行う事も出来ました。

(ランニングの様子)

(恐らく今回一番声が出てたであろう関本君)
合宿全体を通してみても、誰一人が合宿の前例を知らない、全て伝聞の情報のみでの準備、加えてコロナウイルス感染予防対策措置。
と、例年よりも苦しい中での合宿ではありましたが、幹事長を中心として、各員が責任感をもってやり遂げる事が出来ました。
特に、一年生は全てが初めてであるにも関わらず、自ら積極的に働きかけ、行動するその姿には、当時何もできなかった自分と重ね見て、遥かに立派だと痛感いたしました。
その結果として、感染も発生せず、大きな怪我が出ることもなく合宿を終えることが出来たので、今後も今回の経験を糧として、より良い合宿を目指していければと思います。
久々の合宿であるにもかかわらず、多くの指導陣・OBの先輩方からのご指導を賜り、有意義な合宿とすることが出来ました。
また、合宿先のニュー・福寿壮様にも多大なるお世話を頂きました。重ねて御礼申し上げます。
お世話になった皆様方、ありがとうございました。

以上の総括をもちまして、令和四年度夏期強化合宿の報告とさせていただきます。