ISBAチェコ講習会に参加致しました。

平成27年8月17日(月)から27日(木)に行われたISBAチェコ講習会に
専修大学から55期吉川修平主将、高石治広報が参加させていただきました。

ISBA(国際至誠館武道協会)は、明治神宮至誠館との繋がりのある世界各国の道場で組織された
武道団体で、明治神宮の神道、武道精神を正しく世界に伝えるべく活動しています。
毎年ロシアやポーランドなどで講習会を行っており、前年度は54期鳥羽潤主将が参加しました。

当講習会はチェコのプラハで開催された初の講習会で、各国から80名以上の海外参加者が集いました。
現地の松の葉を榊に、チェコワインをお供えした神棚です。

明治神宮 門崎神職による開講式の様子です。

稽古では鹿島神流究理の歌を基にした、動静一体・起発一体等の理合をテーマに剣術を稽古しました。
荒谷卓館長による野外稽古の様子です。


青木久講師(写真右)による稽古の様子


平成27年4月から5月まで至誠館で研修をされたスタン・リーさん(写真左から3人目)による成果報告
異文化から観た神道と自然の関わりについて、奥深い見識を語ってくださいました。

稽古だけではなく、歴史あるプラハを巡る文化研修も行われました。
かつて神聖ローマ皇帝の居城であったプラハ城。
冷戦期にソ連軍が進駐した時の弾痕も残されています。

プラハは、「百塔のプラハ」と呼ばれ荘厳な塔建築が数多く築かれています。

世界的に有名なプラハビールの工房とビアガーデンです。

欧州の石作りの街並みは、日本と異なり中世からと続く荘厳な建物が今なお町の中心として機能している不思議さがあります。
学生の合宿とは違う海外研修はとても新鮮で、
学ぶべき事柄に多く出会い、武道で培ったものを如何に社会で生かしていくか考える事が出来ました。

同行された至誠館の先生方、至誠館門人、ISBA役員の皆様ありがとうございました。

以上で平成27年度ISBAチェコ講習会の報告とさせていただきます。